こだわりとモノと場
ゲーセンという場
2000年の頃はデパートのゲームコーナーに必ずと言っていいほど5鍵盤の方のbeatmaniaと太鼓の達人の様な音ゲーが置いてあった。残念ながらハマり始めた頃は6thmixの時期で音ゲーブームは終わりかけていたころだった。
大学時代は大阪に居た。IIDXのバージョンで言うと9~15辺りになると思う。活動範囲は狭かったが15店舗ぐらいゲーセンには行った。この頃はコナミナムコの2強状態で、segaその他が音ゲーには本格的には参入していなかった時期だった。
ゲームを介し他人と同じ空間を共有する「場」としてゲーセンは存在価値があると思う。だが現在その場が減ってきている。
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時代はSNSゲーへ、しかし訪れるサ終
しだいに自分もスマホ系のソシャゲに手を出すようになっていた。ブラウザゲ―も流行り、アイドル系リズムゲーもいくつか出始めた。
しばらくするとサービス終了するゲームが出てきたのだが、リズムゲーの中には全く音源化されず終わったものもあった。
hinodai.hatenadiary.jp
昔はゲームソフト+攻略本という組み合わせでモノとしてゲームを残すことが出来た。だがソシャゲの場合はサービスが終了するとゲームプレイ不可、情報を纏めていたwikiもサーバー閉鎖のリスクがある。
上記ゲームは皮肉なことに自分のブログぐらいしか語っている所が無かった。
その後DMMの「ガールズクロスクロニクル」に手を出すが3カ月でサービス終了。
場所を選ばずアクセスできるソシャゲ。便利な面もあるが、場は無いに等しい。数が非常に多く閉鎖した時のリスクは高い。
そして手を付けた「リステップ」
「Re:ステージ!」プロジェクトの楽曲を用いたパズル要素のあるリズムゲーだ。キャラデザインを和泉つばす先生が担当しているということもあり、「このゲームのまとめプレイ動画を上げれば再生数数万でウハウハや」などと思っていた。だが、全く再生数は伸びなかった。
ゲーム性から来る取っつきにくさやシステムの不備、サービス序盤の運営力の不足が影響していた。アクティブ数は2017年11月時点で2000を切るレベルで、マイナーなゲームに属するだろう。
半年や1年でサービス終了するレベルでは?と思った自分は、ブログ記事やwiki編集を行いこのゲームの記録を残そうとしていた。
2018年夏にアニメ制作の発表があった後も、せっかくここまで纏めたのだからとまとめ本を作り冬コミにもサークル参加することになった。
同人イベントという場に、創作物というこだわりの詰まったモノを通じ交流する、その達成感は今までにないものがあった。ただこの件については不手際があったため、もう一回まとめ本を作り参加を考えている。
実はRe:ステージ!アニメ化の準備はすでに2017年冬から始まっていた。2020年に入ってから色々とアップデートがあったが、どこまで持つのか…これからも見守っていきたい。
たくさんの方に観て頂いたので、少しだけ裏話。アニメ化は2017年の秋くらいに決定しており、ずーっとキャストの皆に黙っていたので、2ndライブで伝えられて、皆さんが喜んで下さったのは本当に嬉しかったです。ただ1つだけ!私は泣いてません。あれは梅昆布茶です。(PC椿本)#リステ #リステDD
— Re:ステージ!公式 (@rst_project) 2019年10月22日