hinodaiの日記

主に音楽ゲームの話題を取り扱います。

低遅延でinf寺とBMSしたい人向けの記事[コンバータ]

公式コンかDAOコン買った方が早い

お金があり騒音問題も何とかできるならこっちが理想的。

inf寺公式コントローラーが理想的。LR2用に入力変換するプログラムを有志がいくつか作成しているようです。
また、DAOコンの場合、ファームウェアを新しくするとinf寺に対応させる仕様があるようです。USB接続で低遅延なので問題は無いでしょう。

静音を重視、専コン改造派

ここからが本題。

PS2端子無改造では遅延、キー入力変換が問題

PS2でもまだデラやってるから、端子はそのままにしておきたい!という人もいます。市販のコンバーター(サンワ、エレコム等)を使った場合、

・遅延が約18msある
・inf寺用にさらにキーボード入力に変換するためソフトが必要(JoyToKey、JoyAdapter)

という欠点があります。DPをやる人は二股のコンバータではなく1個用のを2個買った方がよいと言われています。変換基板の処理上、遅延がさらに伸びるようです。

参考:LR2遅延対策入門

遅延がある場合、コントローラーの入力からPCに反映されるまでの時間に「ブレ」が生じると予想されます。レスポンスの良いコンバータを使うことで遅延を減らしブレを減らせば、判定がよくなりスコアが上がる、というわけです。

ArduinoPS2コンの信号を変換するライブラリがあるので、現状それを使うのが好ましいでしょう。キーボードやジョイパッドの機能を持たせるには、ATmega32U4が実装されたArduinoでなければいけない点に注意。Leonardoやmicroその他互換基板がありますが、学習も兼ねてLeonardoでやるのが望ましいでしょう。

ただしArduinoにスケッチ(プログラム)を書き込んだり編集する知識、はんだ付けなど電子工作のスキルが必要になります。工具や変換器を用意、それらを固定するボックスまで作ろうとすると5000~10000円はかかるでしょう。

 

自分はDPをやっていますが、Arduinoのコンバータを2個つくり、それぞれに1個づつ繋いでいます。入力端子が余っているので、デジタルピンにボタンをつないでもいいかもしれません。

1個のArduinoに2個PS2端子を接続する為のスケッチ(書き込むプログラムの事)もあったのですが、それぞれのコントローラのステータスを取得するのに8msほどかかっていたため断念しました。

直に配線を乗っ取り、変換基板に接続(高難度)

上記動画では、専コンの配線を乗っ取りArduinoに接続する方法も紹介しています。これも一つの手でしょう。フォトセンサの電圧については調べてみます。

専コンにロータリーエンコーダーを組み込んだ人が居るので、最近ボルテコンでよく使われているREVIVE USB使用+皿の軸を換装でarduino直接続の代わりになる可能性があります。

eam.573.jp

gurochoro.blogspot.jp

ロータリーエンコーダー+ジョイパッド基板で製作した方もいるようです。徹底的に手抜きしたようですが、遅延が気になります。

azumayuki.ko-me.com

番外:PS2向けにターンテーブル自作

専コンのターンテーブルについては、2つのフォトセンサの信号を、プログラム側もしくは回路で変換させる必要があります。回路を自作しPS2でプレイ可能にしている人が居たのでリンクを載せます。

alchemistark.hatenablog.jp

こちらはロータリーエンコーダの信号をPS2用に変換しているようです。

blog.livedoor.jp