だいたい500日経過!思考型リズムゲーム「Re:ステージ!プリズムステップ」は生き残れるのか
だいたい500日経ちました
一年前にリステップに関する記事を書いたhinodaiです。今年はアドベントカレンダーの2日目(6日遅れましたが・・・)担当です。
adventar.org
思考型リズムゲーム「Re:ステージ!プリズムステップ」は生き残れるか? - hinodaiの日記
2017年8月よりサービスを開始してから、もうすぐ500日が経過する「Re:ステージ!プリズムステップ」。やりこんでたら総合力10位以内に入ってしまいました…そんなベテランの目線から、
・高難度化するリステップの譜面傾向、そして譜面エディット機能・・・?
・実は奥深いリステップのスコアタ要素
・アニメ化を控え今後の課題
を解説したいと思います。
高難度化するリステップの譜面傾向
2017年8月、リステップがサービス開始した頃にとあるプレイ動画が話題になりました。総ノーツ400台でサービス当初ボス曲レベル、ボタンを頻繁に入れ替える譜面です。(Stage of Star[HARD譜面])
かなしばり on Twitter: "最近リリースされたスマホの音楽ゲームが完全に脳を殺しに来てる… "
※呟きの方の動画は音ズレの不具合があるためyoutubeの動画を貼っておきます。
www.youtube.com
今では譜面の多様化やEXPERT譜面追加もあり、ノーツ数400台の譜面の中では最弱レベルになっています。
上の動画は入れ替えといっても、隣接ボタンを一回入れ替える動作ばかり。
物量譜面に対し色を合わせに行く形式の譜面は、2018年から追加され始めたEXPERT譜面でもよくあったのですが、それとは別の譜面表現が目立ってきました。
ロングノーツ風「拾わせる譜面」
このリズムゲーにロングノーツはありませんが、パズルノーツを連続で並べることで疑似的に表現できます。上の画像では両端のノーツを真ん中までスライドさせるための配置です。(右端赤を真ん中まで、左端緑を真ん中まで)
他のリズムゲーで言うならdynamixのフェードとか、SDVXのつまみなどが似てるかもしれません。
このレベルの譜面だと、はじくように一回だけ入れ替える動作では足りず、タップした後スライドする動作が必須です。リズムに対し先行して色を合わせることが多いので、こういう譜面パターンでスライドが早すぎると抜けることがあります。ギリギリまで引き付けてスライドするか、判定を目視or音で確認しながらスライドしないと難しいですね。
STG風「避ける譜面」
落ちてくるノーツを避けるように入れ替える譜面は前からあったのですが、まるで壁の様に降ってくるパズルノーツを避ける譜面も目立ってきました。譜面にもよりますが、端から端へスライドさせる譜面も。リステップが避けゲーとかシューティングゲーとか言われる理由はこれです。
譜面作成機能が追加
譜面は着実に難化していますが、そこへ一石を投じる機能が追加されました。「譜面メーカー」なる譜面作成機能です。難化の例をユーザーに委ねようとしているのでしょう。
【リステップのほんとどうでもいい話】
— Re:ステージ!公式@アニメ化決定! (@rst_project) 2018年11月28日
今日は譜面メーカー開発(※ロスタイムあり)も一旦終わったし、ラジオ放送日だし、全然関係ないけど先輩が7周年だし、お祝いしたい気持ちが高まりましたので70ジュエルを全員プレゼント中(*´з`)-♡
※本日23:59までのログインでもらえます♪#リステ #リステップ pic.twitter.com/RTAPIw5j1D
7周年… 運営のゆるさを体現した呟きである。
現在投稿されている譜面は100未満ですが、傾向として気になったのは
- 避ける譜面を更に特化したもの
- パズルノーツとタップノーツが混ざった物量譜面
- 真ん中よりも左右に寄った同時押し配置
辺りです。ダメージ量はイージー譜面相当の12、ジュエル消費無しで再開可能なので、譜面配色にあった回復スキル持ちキャラを使えば楽にクリアできますが・・・物量譜面ではいったん入れ替えを間違うと復帰はかなり難しく、思考型リズムゲーとしてのシステムの限界が感じられました。
実は奥深い?ハイスコアチャレンジのスコアタ要素
2018年4月から実施されてきた「ハイスコアチャレンジ」は、普通のランキングイベントの様な課金主義のイベントとは違いました。全員が同じユニットでプレイし(配置は変更できる)、スコアに対し精度と残りライフのボーナスを掛ける仕様です。最初の配置を最適化すれば総合力はほぼ同じ。
精度を上げればみんな横ばいのスコアになるんじゃ?運ゲー?・・・と思った人もいると思いますが、違います。これまでの結果では、一位と二位がほぼ常連で、一位の人に至っては下位の人に対し2~5%程度のスコア差を付けています。
その秘密は「スキル発動タイミングの調整」です。
1:スキルゲージをなるべく適正色キャラに集める
2:なるべく多くのノーツがスキル対象になる箇所でスキル発動
問題は2番目。簡単な例を挙げたいと思います(下画像参照)ノーツの色とスコアupスキルの色が一致している状況で、次の同時押しで右側赤ボタンのゲージがMAXになりスキル発動、という場面。
- 右側を気持ちはやめにタップすれば、左側がスコアupスキル対象になる
- だが待ってほしい、真ん中の赤と入れ替えて後で一気にスキル発動させれば点数上がるんじゃ…?
真ん中に赤ボタンが3つ並んでいる単純な例ですが、とっさに判断して入れ替えるのは難しいです。実際の譜面はさらに複雑。
極論を言えば譜面を書き起こして、スキル発動の箇所を吟味する必要があるでしょう。
そんなことを考えながら呟いていると、2位常連の人からリプライが。
永遠の2番手なのでなんとなく分かりますが、彼は第1回2回以外は完全にパズル設計した上で多少無茶な動きもして挑んでますね。勝ち目があったのは初回と前回くらいです
— クロウ (@crowest_373) 2018年11月4日
エクセル等の表計算ソフトに譜面を書き起こし、スコアアップスキルの発動タイミングを最適化して…とかやってそうですね。
無茶な動きというのは、離れたボタンをダイレクトに入れ替える方法のことでしょう。横にスライドするのでは無く、弧を描くように離れた箇所のボタン同士を入れ替えるやり方です。これを多用すればゲージを細かく調整することが可能です。一例として動画を撮りました。真ん中のキャラのスキルが曲の色とあってないので、右端の紫ボタンと頻繁に入れ替えしています。スキル発動タイミングは何も考えていないので参考までに。
www.youtube.com
ただしハイスコアチャレンジにてこれをやるのは難しいと思われます。単色だけでなく複数の色のゲージを意識しながらとっ替え、難しい譜面なら物量も捌かなければいけないし、精度もキープしなければいけないからです。
…頭が痛くなってきたので次に移りましょう。
リステージ、リステップのコンテンツはまだ続く
2018年11月前半には、リステージのファンにとって不安な出来事が複数ありました。
- コンプティークからリステージ特集が消えた
- youtubeでの生配信仕様変更(序盤のミニドラマが無くなった、KiRaRe以外の声優さんも登場)
- 他社のアイドルゲーム「あおガル」「ときドル」等がサービス停止宣言
11月16日のライブ応援配信では、アニメ版のティザームービー公開の後に、プロデューサーの椿本氏が「リステージはまだ終わりません」と発言しました。
リステップもまだ続くと解釈してよいでしょう。
rst-anime.com
しかし、アニメ化(2019年内)に向けて、このゲームはいくつか問題を解決しないといけません。
というのも、ランキングイベントでのアクティブ数が10、11月と1500人を切っているからです。
立て直す方法:コラボ?システム大幅改修?
過去にリステップは2回コラボを実施しました(ゆるゆり、らき☆すた)。特に後者は、6月末~7月の鷲宮でのイベントにも参加。リステップのリアル大会も行われました。しかし数か月経つとユーザー数は元に戻り今の状況に。コラボもいいですが他の対策も必要でしょう。
スクフェスやデレステはアニメ開始の1~2か月前にサービスを開始し、アニメ効果でユーザーを更に増やす手法を取っていた記憶があります。2019年内にアニメがあるので、4~6月か7~9月、または10~12月の放映に合わせリステップで大幅にシステム改修を行いユーザーを取り入れやすくするのが理想的でしょう。
取っつきにくいリズムゲーパートをよくある仕様にしてしまえばいいと思うのですが、リステップの独自性が失われてしまうため、難しい所ですね。
システム改善は進むが、微課金勢に対しては厳しいランキングイベント
サービス初期に比べると、
- タップ領域が拡大しタップミス軽減
- ダメージ量減少(例:HARD80→40減少に だがEXPERT追加こちらはダメージ80)
- 2018年7月にはAP制廃止でプレイし放題
- クイックリトライ機能追加
- 判定調整等基本的な部分の整備
など遊びやすくなっている面はありますが、ランキングありイベントは厳しくなっています。
以前よりも課金勢が優遇されるようになりました。AP制度が廃止、AP倍消費も廃止されたためイベント獲得ptを増やすアイテムの効果が上方修正された結果
- イベント時のガチャのおまけにpt10倍チケット10枚付与
- 中度の特攻値を持つアクセサリもおまけで貰える
という仕様になりました。
イベント期間外でも、期間限定(季節ネタ?の)ガチャに封入されている☆4は特攻値を持つようになったため、イベント以外でガチャを引く人もある程度は救われる仕様に。
以前はイベント前にだけ確定ガチャがあったのですが廃止され、その代わりにキャラ別のピックアップが導入されました。10連の最後に☆4演出があれば確実に目当てのキャラが貰える仕様です。ただし、数万単位で課金する人向けでしょう。
重課金者の中には、☆4キャラを4凸*1させてイベントを走る人もいるぐらいです。過去に推しキャラ以外の☆4キャラばかり引いてしまった人がいたため、ピックアップが導入されたのではないかと推測されます。
なお、☆3キャラにコンテンツ要素が全くない(ストーリー無し、キャラ追加全くなし)ことを考えると、10連ガチャの☆3保証はあまり意味がありません。つまり微課金プレイヤーには厳しくなっています。
イベントでもポイント報酬のキャラはイベ前にガチャを引かないと獲得は厳しく、順位報酬になると1万程度ガチャに課金しないと安定しません。11月にはイベントの報酬キャラ2人も含め、☆4キャラは全ユニット18人が用意されました。それぞれのキャラのファンにとっては嬉しいかもしれませんが、多すぎないか…これを半年や一年後どう復刻するのでしょうか?現に一年前のイベント報酬キャラは入手できる手段が用意されていません。凄く不安になります。
他のゲームだと、プレイ初回時や定期的に5000円程度で☆4キャラが選べるガチャが用意されてたりするんですが、そういうのが無いんですよね。誕生日ガチャ*2や、月一回2万程度課金すると復刻キャラが選べる仕様はあるんですが・・・
ということで万単位で課金しないと救われない仕様になっています。最近は微課金勢(特に学生さん)が冷めている感じがしますね。微課金or無課金勢が減るとソシャゲとして課金する意義がなくなるので、アニメ化以降何とかしてほしいですね。
終わりに
色々と語ってきましたが、リステップはアイドル系のリズムゲーの中では
パズル要素、運営のゆるさ、アニメ化など、他よりも存在感を持っている気がします。
これがアニメ放映やライブイベントを重ね今後どうなっていくのか期待しましょう。
来年のアドベントカレンダーは・・・この続きが書ければいいですね。
(2019年7月更新)思考型リズムゲーム「Re:ステージ!プリズムステップ」は生き残れるか?
※システムの更新が徐々に行われ、更に2018年7月と2019年春ごろに大幅に仕様が変更したため、記事の内容を加筆修正しました。
2018年版のまとめ(譜面傾向を主に紹介)もあります。
hinodai.hatenadiary.jp
元々は「音ゲーマー達の発信所」2017/12/4分(遅れました)担当として記事を作成しました。
#音ゲーマー達の発信所 Advent Calendar 2017 - Adventar
- Re:ステージ!について
- リステップについて
- 初期曲はスコアボーダーに違和感(修正済み)
- 上位譜面になるほど、ダメージが増加
- 高難度の譜面が続々追加:「宣誓センセーション」など
- コンテンツ(ボイス、シナリオ)配分に難あり
- リズム系ソシャゲにおけるモチベ維持のサイクル、このゲームでは・・・
- リステップ運営の現状
- まとめ、そしてリステップの今後
- おまけ:カラオケにSR画像投入?
Re:ステージ!について
皆さんは、和泉つばすというイラストレーターをご存知だろうか?美少女ゲームの1ブランドを支えるレベルの有名な絵師ですが、ゲーム雑誌「コンプティーク」から始まったアイドルプロジェクト「Re:ステージ!」の原画キャラデザインを担当している。
2017年8月にはリズムゲームにも進出。「Re:ステージ!プリズムステップ(略称:リステップ)」のサービスが開始した。
→2019年6月時点でもサービスは継続しており、2019年7~9月にはアニメも放映される。アニメ版は原作ノベルと比較すると、キャラがよりアクティブになっており、冷たい人だなと思われそうな表現も和らいでいる。原作ファンの人も驚くような場面があるので、是非見て欲しい。(※先行上映会にて1,2話を視聴済み)
アルバム「キラリズム」にはKiRaRe楽曲9曲が収録されているため、まずは試聴してほしい。ジャケ絵も素晴らしい。
【Re:ステージ!】KiRaRe 1stアルバム「キラリズム」試聴動画
この手の絵が好きな人は、ジャケ絵を見るだけでワクワクしてきませんか?
リステップについて
それでは、リステップの特徴を紹介、考察していこう。システムの変更点も記載していく。
- Re:ステージ!について
- リステップについて
- 初期曲はスコアボーダーに違和感(修正済み)
- 上位譜面になるほど、ダメージが増加
- 高難度の譜面が続々追加:「宣誓センセーション」など
- コンテンツ(ボイス、シナリオ)配分に難あり
- リズム系ソシャゲにおけるモチベ維持のサイクル、このゲームでは・・・
- リステップ運営の現状
- まとめ、そしてリステップの今後
- おまけ:カラオケにSR画像投入?
イラストの質,メディアの後押し
美少女ゲームの一ブランドを支えるレベルの絵師がほぼ全イラストデザインを担当(ノベル連載後半あたりから、扉絵以外やジャケ絵一部を他の絵師が担当。立ち絵以外のアプリ内イラストは他絵師が殆ど)している点において、二次元が絵好きな人は注目すべきだろう。
見た目や設定から既存作品を想像してしまう人や、ギャルゲ寄りの絵が苦手という人もいるしれない。
この作品は、一度はアイドルへの道をあきらめた中学生がアイドル大会でTOPを目指す、というストーリー。リステップ内では、主人公が顧問(先生)としてKiRaRe等のユニットをサポートするという設定だ。楽曲はポニーキャニオンからリリースされており、質も良い。2017年11月後半には「P's LIVE!05」というポニーキャニオンのアニメ系アーティストが集まるライブにも出演した。ゲーム雑誌「コンプティーク」では過去にノベルが連載されており、リステップがサービス開始してからは追加ガチャの紹介がカラーで掲載されている。
ボタンを入れ替え?「パズルノーツ」
リズムゲーパートにおいては、全てのノーツをタップするわけではなく、TAP表示のないノーツは「パズルノーツ」といい、判定ラインでボタンと色が合っていれば自動で拾ってくれる仕様だ。その代わり、色を合わせるためにボタンを入れ替える必要がある。いわゆる脳ゲーである。
どういう流れなのかはプレイ動画を見てもらえば何となく理解できるだろう。
[リステップ] Startin' My Re:STAGE!!(NORMAL譜面)
意図的に早押し遅押しした箇所がいくつかある。見逃しMISS判定が結構後ろにあることが分かるだろう。(約60フレーム。物量譜面では後ろ判定が広いせいでBADハマリしやすくなっている)
HARD譜面の総ノーツ数に対するタップ数を調べたことがあるが、6割前後の譜面が多かった。2017年12月時点で、中にはノーツ数433だけどタップは158(36.49%)、ノーツ数368でタップ数299(81.25%)という極端なものもある。パズルノーツの存在のおかげで、譜面の表現が増えている一方、ボタンを入れ替えるという特性上、ロングノーツやフリック(スライド)の表現は出来ない。スライドすべき個所を判断するためスピードは普段より遅めにする必要がある。他のリズムゲーと比べると取っつきにくく、リズムゲー初心者にとっては地獄かもしれない。
だが並び替えるタイミングや法則(大体左右対称の動きや配置になる)が分かっていれば、「あ、今降ってるの叩かなくていいんだ」という他ゲーには無い感覚を楽しめ、物量寄りになりがちなリズムゲーに対するアンチテーゼになっている…と思っていたのだが、楽曲や譜面が追加されるにつれそうとも言えなくなってきた。「なぞる」「避ける」系の譜面が出てきたのだ。
だいたい500日経過!思考型リズムゲーム「Re:ステージ!プリズムステップ」は生き残れるのか - hinodaiの日記
スコアアップにはアクセサリ、フレンドが大事
6人でユニットを構成し、残り1人はフレンドのキャラが参加するという仕様になっている。某パズルゲーと同じだが、アイドル系のリズムゲーでは珍しいかもしれない。
そのため、フレンドのステータスが大きく影響する。ランキングありイベント時にはフレンドの特攻値が100%まで反映されることも踏まえ、曲選択時のフレンド選択は重要である。
また、自分のキャラ(各5枠)に装備させるアクセサリを集めることも大切だ。アクセ装備の作業はドラッグアンドドロップ形式になり少しは楽になったが、手間がかかるため慣れるまで大変だ。
初期曲はスコアボーダーに違和感(修正済み)
サービス開始初期に「HARDよりもEASYの方がSランクを取りにくい」という事態に直面した。曲選択時の目標IPP(総合値のこと)設定を運営が詰めていなかったのが原因と思われる。サービス開始時以降に追加された曲からは、適切なスコア目標になって行った。
→2019年春のアップデートにて、ほぼ全譜面のノルマが修正され、適正な値になった。スコア報酬もリセットされ再度貰えるようになった。
上位譜面になるほど、ダメージが増加
ミスした際のダメージは段階を経て緩和されてきたが、初見では上位譜面をクリアすることはゲームの特性上覚えゲーの要素が強く難しい。下の表を参考にしてほしい。「しなないモード」も追加されたため(後述)、サービス初期に挫折した方はぜひ再開してほしい。
そのため、曲中の回復オブジェやキャラの回復スキルに頼ることになるのだが、回復スキルは指定された色のノーツでなければ回復しない仕様になっており、回復量もHARD譜面のダメージに対し少ないため辛い。
おそらく、運営はHARD譜面を最上級の譜面として扱い、今後上位譜面は追加しないのかもしれない。2018年1月からはさらに上位のEXPERT譜面が追加され、
2018年7月アップデートにてAP(スタミナ)制と広告コンティニューが廃止された
ため、途中で死ぬような曲はノーリスクでリトライできる。なお、曲中コンティニューに必要な石(ジュエル)は10個。これはガチャ10連が石2500個、9800円で石8750個であることを考えると、約11.2円。他のリズムゲーに比べかなり安くなっている。
(以前は広告を見て一回無料コンティニュー出来た。)
だが曲中コンティニューでは入れ替えミスでFail→再開→立て直せずまたFailとなることが多い。ボタンを入れ替える仕様が障壁になっている。
追記:「しなないモード」追加
2019年3月末のアップデートにて、ライフがゼロになっても楽曲を最後までプレイできる「しなないモード」が導入された。クリア扱いにはならないため
- ○○をクリア系の課題に反映されない
- 報酬がしょぼくなる
- スコアが少し低くなる
という点ではマイナスだが、慣れない譜面ではこれを使うと良いだろう。
高難度の譜面が続々追加:「宣誓センセーション」など
2017年11月中旬のランキングイベントに合わせ、新曲「宣誓センセーション」がゲーム内で先行公開された(シングルCDは12月中旬発売)。
HARD譜面の総ノーツ数は510。既存曲の最多ノーツは433(Stage of Star[HARD])と比較すると、タップメインで曲長が短めであり、かなりの物量譜面と言える。なお運営はこれに合わせてHARD譜面のフルコンボチャレンジを開催した。
【リステップからのお知らせ】
— Re:ステージ!公式 (@rst_project) 2017年11月19日
『宣誓センセーション』は本日16時解禁! 初公開時よりクリアし易いように調整しましたが・・・それでも激ムズ(;´・ω・)
HARDに限り、期間中にフルコンボ達成した方には250ジュエルプレゼント♪
詳細はアプリ内のお知らせをチェックしてね☆彡#リステ #リステップ pic.twitter.com/TpZq2uJyGn
www.youtube.com
クリア安定に30回ほど、フルコンに50回程度かかった。
譜面を詳しく見ると、スライドだけが難所ではなく、スマホ持ちには辛い非対称の同時押し連発、左指に大きな動きが要求されるなど、かなり難しい譜面になっている。
2018年1月からはEXPERT譜面が追加され、Stage of StarのEXPERT譜面は647ノーツと上級者向けの要素が増え始めた。フルコンボチャレンジも譜面追加に伴い開催された。
コンテンツ(ボイス、シナリオ)配分に難あり
さて、ここからはゲーム内のコンテンツ量について考察する。
各キャラクターのストーリー以外のボイスは、
レアに関わらずほぼボイスが固定されている。☆3や☆4のような上位レアに専用のボイスは無く、時刻やイベント等が条件のボイスもない。
ホーム画面:10個、強化,曲クリア,プレイヤーLVUP時:各1個、スキル:5個*1
収録されている。また、ADV形式の個別ストーリーはガチャで引ける最上の☆4レアにのみ収録され、*2セリフはフルボイスで2章に分かれており合計で約70~80回セリフ送りがある。
スク○ェスが大体10回以内のセリフ送りなので、良くも悪くも「極振り」していると言える。
2017年10月以降から毎月開催されているランクありイベントでは、獲得ポイントによってイベントストーリーを見ることが出来た。これも2章に分かれている形式で個別ストーリと同等の量があった。
なお今後のアップデートで、原作のノベルパートがフルボイスで追加される予定だ。されている。
リズム系ソシャゲにおけるモチベ維持のサイクル、このゲームでは・・・
普通のリズムゲーであれば、
まずは無料でプレイし楽曲をプレイするもSランクフルコンはまず無理(Eランクとか)だったり、難譜面では死ぬことがあるため、ガチャでキャラを入手しスキルでカバー、またはキャラを強化してプレイを続けていく。
(微課金で続け、イベントキャラを加える方法もある)
入手した各キャラのストーリーを見ながら、世界観への理解を深めつつ、イベントへ突入。
何度もプレイするので、プレイヤーLVがアップし通常ストーリーも進めやすくなるし、イベントでキャラを獲得しスコア強化に繋げることが出来る。
そうしているうちに、楽曲や作品への興味が深まり、楽曲やグッズの購入、イベントへの参加へと繋がっていく。
そしてまたイベントが・・・と続いていくわけだ。
ではリステップはどうかと言うと、
- 初期楽曲でスコアボーダー設定が正しくなかった
- 回復系、判定系のスキルがあまり役に立たない
- キャラ専用シナリオは最上レア☆4のみ、シナリオ以外のボイス量少な目
- イベントはサービス開始1か月半後にようやく開催
- イベント専用シナリオはサービス開始1か月後のイベでようやく実装
といった問題があり、リズムゲーパートの取っつきにくさも重なり、出だしでつまずいたという印象を受ける。
リステップ運営の現状
課金勢への優遇でカバー
8月1日にアプリは公開されたが、iOS版の公開が5日遅れた(2017/8/6)ことや、iOSで半拍程度の音ズレがあり、完全解決まで2週間半*3を要したことなどが影響したのか、DL数○万越えなどの報告は無くユーザー数はあまり増えなかった模様。
8月下旬~末にかけて、1回ずつ引ける確定ガチャが日替わりで9日間実装された。(KiRaRe各メンバー6+他2ユニット+水着ガチャ の合計9回)有償石の仕様のため1回5000円で確定ガチャが引けるのだが*4、おそらくこれは売り上げの確保だろう。
この確定ガチャに対し運営は「今回は特別なんだからね!」という旨の説明をしていた。
☆4確定ガチャの次回開催予定はありますか?
9月7日時点では次回開催予定はございません。今後特別なイベントや記念のタイミングであらためて検討させていただきます。
※8月の☆4確定ガチャはリリース初月を記念して開催されたものです
(アプリ内のお知らせ「なぜなにプリズムステップ」 より引用)
しかし、9,10,11月とランキングありイベントを行う前には、イベント特攻付き☆4確定ガチャを2回ずつ追加、アクセサリでも確定ガチャを追加していた。
2018年春ごろから、期間限定のガチャ産☆4キャラには当月イベントの特攻が付くようになった代わりに、イベント時の確定ガチャは行われなくなった。その代わりに各キャラの誕生日には確定ガチャが実施されるようになった。
さらに最近(2019年春ごろ)になってから、期間限定ガチャにおまけのシールが付くようになり、イベント用のブーストアイテム等と交換できるようになった。
ゲーム専用のツイ垢は無く、告知は宣伝がメイン
リステップ公開後に、ゲーム専用のツイッター垢が作られることは無く、リステージプロジェクトのアカウントでゲーム情報の配信を行っている。
些細な不具合はゲーム内の告知のみで済ますことが多く、また参加声優の呟きを頻繁にRTするなど、ゲームの宣伝や紹介的な位置づけになっている。
まとめ、そしてリステップの今後
- コンテンツとして質は悪くは無いが配分に問題
- リズムパートは尖った仕様、システムは未熟な面も
- コラボやアニメ放映で体制を整えられるか
2017年11月時点ではイベント参加アカウントが2000人を切っており、危機的な状況だった。
→コラボやライブを挟みながら、ユーザーは2000人台を推移している。
ナナシス(Tokyo 7th シスターズ)やエビスト(8 beat Story♪)辺りをライバルとして今後もリステップを運営していくには、ポニキャ絡みのコラボで獲得した新規ユーザーを定着させるような仕組みが必要だろう。Re:ステージ!プロジェクト自体の楽曲は各ユニットで新シングルやアルバムが出ており、月1曲ペースで楽曲を追加できるレベルになっている。
興味があれば、自分の過去の記事も見ていただけると幸いです。
おまけ:カラオケにSR画像投入?
本日11月4日より、現在発売している「KiRaRe」の楽曲全9曲すべてが、カラオケのJOYSOUNDにて配信開始!!皆さんもカラオケに行ってたくさん歌って下さいね♪ #リステ pic.twitter.com/4GbLFHmlfv
— Re:ステージ!公式 (@rst_project) 2017年11月4日
リステージ関連の楽曲はほとんどがCD発売や配信などで入手が可能だ。ポニーキャニオンが運営に関わっているためその辺りは万全だ。
それだけではない。楽曲がカラオケ化した際、映像にリステージ関連の画像やゲーム中☆4レア画像を配置(※曲によっては☆2,3も入っている)。実質アーカイブ化しているのである。何と言う策士。ファンの人にとっては嬉しいだろう。
ポプコン小型ボタンでの自作まとめてみた
デラ用ボタンを使用
ビートマニア風ポップンコントローラーを作る ←製作者のブログ
土台:MDF製箱+アクリル
土台:アルミ(タカチ?)プレイ動画あり
格ゲー用円形(Φ30mm)使用
土台:アクリル板+木製枠
52-ポップンコントローラ自作: とろろのバイクで日本一周(全周)記 Touring Analyzer.
土台:木製 PSPにも対応させている模様
土台:MDF板?
低遅延でinf寺とBMSしたい人向けの記事[コンバータ]
公式コンかDAOコン買った方が早い
お金があり騒音問題も何とかできるならこっちが理想的。
inf寺公式コントローラーが理想的。LR2用に入力変換するプログラムを有志がいくつか作成しているようです。
また、DAOコンの場合、ファームウェアを新しくするとinf寺に対応させる仕様があるようです。USB接続で低遅延なので問題は無いでしょう。
静音を重視、専コン改造派
ここからが本題。
PS2端子無改造では遅延、キー入力変換が問題
PS2でもまだデラやってるから、端子はそのままにしておきたい!という人もいます。市販のコンバーター(サンワ、エレコム等)を使った場合、
・遅延が約18msある
・inf寺用にさらにキーボード入力に変換するためソフトが必要(JoyToKey、JoyAdapter)
という欠点があります。DPをやる人は二股のコンバータではなく1個用のを2個買った方がよいと言われています。変換基板の処理上、遅延がさらに伸びるようです。
参考:LR2遅延対策入門
遅延がある場合、コントローラーの入力からPCに反映されるまでの時間に「ブレ」が生じると予想されます。レスポンスの良いコンバータを使うことで遅延を減らしブレを減らせば、判定がよくなりスコアが上がる、というわけです。
ArduinoにPS2コンの信号を変換するライブラリがあるので、現状それを使うのが好ましいでしょう。キーボードやジョイパッドの機能を持たせるには、ATmega32U4が実装されたArduinoでなければいけない点に注意。Leonardoやmicroその他互換基板がありますが、学習も兼ねてLeonardoでやるのが望ましいでしょう。
ただしArduinoにスケッチ(プログラム)を書き込んだり編集する知識、はんだ付けなど電子工作のスキルが必要になります。工具や変換器を用意、それらを固定するボックスまで作ろうとすると5000~10000円はかかるでしょう。
自分はDPをやっていますが、Arduinoのコンバータを2個つくり、それぞれに1個づつ繋いでいます。入力端子が余っているので、デジタルピンにボタンをつないでもいいかもしれません。
1個のArduinoに2個PS2端子を接続する為のスケッチ(書き込むプログラムの事)もあったのですが、それぞれのコントローラのステータスを取得するのに8msほどかかっていたため断念しました。
直に配線を乗っ取り、変換基板に接続(高難度)
上記動画では、専コンの配線を乗っ取りArduinoに接続する方法も紹介しています。これも一つの手でしょう。フォトセンサの電圧については調べてみます。
専コンにロータリーエンコーダーを組み込んだ人が居るので、最近ボルテコンでよく使われているREVIVE USB使用+皿の軸を換装でarduino直接続の代わりになる可能性があります。
ロータリーエンコーダー+ジョイパッド基板で製作した方もいるようです。徹底的に手抜きしたようですが、遅延が気になります。
番外:PS2向けにターンテーブル自作
専コンのターンテーブルについては、2つのフォトセンサの信号を、プログラム側もしくは回路で変換させる必要があります。回路を自作しPS2でプレイ可能にしている人が居たのでリンクを載せます。
発狂BMSに関する雑記2
abe3氏のBMSが2/11を以て公開停止された。彼はブログの中で、最初は同梱譜面のみについて難易度表からの削除を求めており、genocideパッケージからも削除しないと筋が通らないからとその申請も行おうとしていた。しかし彼は数日たってから自身のBMSファイルの公開停止、genocideパッケージからの削除を決定し、
表全てを把握するのは困難で、また把握漏れから後々問題になる可能性もあります。
(削除されたブログより)
と難易度表からの削除はプレイヤーたちに委ねた。(転載行為については禁止している)
表からの削除を求めた最初の記事では、難易度表に収録されることによる弊害に言及していた。表に入ったことで、プレイしなければならないと考える、譜面への不満、難易度表に入るか入らないかで評価を変える人がいることについて等だ。
公開停止を決断した際には、「最初からこうすればよかった」と発言している。abe3氏自身がネガティブな意見に耐えられなかったのかもしれません。genocideパッケージからの削除が決定した直後に、BMS用のtwitter垢とブログの両方が削除されています。
彼の同梱譜面は高難度まで用意されており、BMSにおける譜面のゲーム性も追及していたと言える。自身のBMS「female ficent」のreadmeにはその思いが書かれているので、ぜひ所持している人は読んでほしい。
ABE3氏の曲(GENOCIDEのみ)をまとめました。
— こっとん★15.22 (@cottonZEROHACHI) 2017年2月5日
黒塗りは差分なので今回の対象外、唯一Retroactive Rain(MANIAC)はズレ修正を行うようなのでオレンジ塗りしてあります。 pic.twitter.com/CxbjspdyLN
大体難易度表更新される度に追加すんのめんどくせとか言ってる人よくいるけど言われる側の人もいるってわかって言ってほしいと思う
— sa10 (@lobsak) 2017年2月9日
そういう遊びじゃないし作者からしたらはぁ?って思うよ
追加するのを「解禁」って言ってる人いたけどほんとヤバいの一言に尽きる、嫌々埋めるために追加してるみたいな感じで
— BmoyaB (@BAECON1) 2017年2月10日
@st_silver 発狂難易度表入るのが確かに手っ取り早く多くの人に触れてもらうのは間違いないんですが最近の流れをみるとうーんってばりますね…ただ発狂難易度表に入った譜面だけ異常にプレイ人数増えるのは昔から変わってなさそうだしきっかけにはなってるとは思います
— BmoyaB (@BAECON1) 2017年2月10日
発狂BMS絡みの雑記
作者は、楽曲として評価されることを主に期待している。
プレイヤーに迎合した発狂レベルの譜面は何種類か作ったうちの一つだし、他人が作ることもある。
難易度表にある(討議中のも含むかな)BMS譜面は、イベントとか投稿サイトである程度評価されて第三者が後で作った差分とか元々ある同梱譜面が期間を置いて来ている。
難易度表に乗ったり、提案された後にプレイして
「譜面が何とかかんとか」言って、それ見たら作者は
同梱のうち上位譜面だけDISられた、他の譜面もやってよー、
差分だったら:同梱もやってくれ
楽曲自体どう思ってるの
って思っちゃうかもしれない。
この受け取り方は、作者によって変わってくると思う。
時間差。これ課題かもしれないと思う。発狂絡みで初めて楽曲に触れたプレイヤーがどう感想を残すか、作者がどう受け取って解釈するかっていう。下手すると譜面の評価が地になりそうだけど。
ツイッター上で譜面DISるのはダメだとは某氏は言ってないと思う。(面と向かって云々)
言い方によっては喧嘩になっても知らんよ、リスク承知してるの、
ぐらいのニュアンスじゃないかと思う。
↓6年くらい前に作ったまとめ。発狂界隈絡みのも少しまとめたこともあったなあ。
ポップンコントローラーのキーアサイン仕様
ポップンコントローラー popn controller
常に←↓→が入力されている状態です。プレステ側でそれを認識してポプコンだと判断しているようですね。
always ←↓→:on
○ | × | □ | ↑ | |
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△ | R1 | L1 | R2 | L2 |